浴室、洗面所を2階にしたメリット、デメリット。

住宅

『お風呂2階にあるの?』
我が家の間取りを話すとよく言われるセリフ。
それだけ浴室を2階に設置していることが珍しいのか。

そう、我が家の浴室、洗面所は2階にあります。ちなみに、リビングは1階。
リビングが1階にある場合、洗面所と浴室も同階にすることが多いと思います。それでも、メリットを考え、建築士さんとの相談した上で洗面所と浴室を2階にすることに決めました。

実際に住んで数年たった今思う、浴室、洗面所を2階におくメリット、デメリットをお話しします。

これから家を建てようとしている方の参考になれば幸いです。

浴室、洗面所を2階にしたわけ

洗濯物を2階に干したい。毎回運びたくない。

一般的に浴室、洗面所はリビングと同階にあることが多いですよね。もちろん私もそうするつもりでした。

じゃあ実際に生活するとなるとどう動くか考えてみた時に、
「洗濯物は2階に干したい」
これは譲れませんでした。

ただでさえ片付けが苦手な私。リビング周辺を洗濯物でごちゃごちゃにさせてしまうような気がして。

でも洗濯物を干す時に毎回2階に運ぶのもなぁ…

「じゃあ、2階で洗濯すれば良いんじゃないか?」

と考えたのがきっかけです。

洗濯機を2階に置くとなると必然的に洗面所と浴室も2階にすることになる。

夫に「洗面所と浴室を2階にするのはどうか?」と相談したところ驚かれたものの、毎日の洗濯を主にするのは私だろうから、とOKをくれました。

2階にも水場が欲しい

自分が実家で生活している頃に感じていたことですが、2階にも水場があればなぁと思っていました。

私が過ごした実家は、一階にリビング、キッチン、トイレ、浴室、洗面所、親の部屋があり、2階は子どもたちの部屋と納戸という感じでした。ちょっと美容に目覚めた高校生の頃、試しのメイクをしたり、ニキビのパックをしたり。あと、ちょっと手を洗いたい時。その度に一階に降りて家族のいるリビングを通り洗面所へ行く度に「2階にも水場があればなぁ」と感じていたことを思い出しました。

家全体を家族で使いたい

私の実家は上記のような間取りだったので、親は納戸のものを取りに来るとかの用事がないと2階に来ることがなかったと思います。家族みんなが家全体を使えるような家にしたいなと思い、洗面所と浴室を2階にすれば必然的に家中を行き来できるかなと感じました。

浴室、洗面所を2階にしたメリット、デメリット

メリット

洗濯物を2階に干すことが楽

目的だった2階に洗濯物を干すことが本当に楽です。これだけで、洗濯機を2階に置ける間取りにして良かったと思っています。そしてやっぱり私は1階に洗濯物は干したくなかったなぁと思います。

1階が広く使えている

洗面所と浴室を2階にした分、1階はキッチン、リビング、ダイニング、トイレと部屋2つ。洗濯物も2階に干しているので、1階を広く使えているような気がします。

浴室と服を収納している部屋が近いという安心感

入浴後の着替えを忘れてとか、子どもが小さいと服を脱いでから「あれ忘れた!コレ忘れた!」と裸でウロウロすることも…。もちろん、そんな状況にならないに越したことはないのですが、どうしてもあります。その度に「2階で良かった」なんて思ったりします。

デメリット

1階で出た洗濯物を階段下にためてしまう

これはこれから改善したいところですが、タオルやハンカチや靴下など1階で出る洗濯物をついつい階段下に溜めてしまいます。2階にいくついでに持って行くのですが、これは改善すべき点です。

階段を登り続けられるか?

これがもともと唯一の不安点だったことですが、足腰弱ったら無理ですね。そう考えると不安ですが。丈夫な足腰でいようという気持ちは高まります。

2階にしてよかった

メリット、デメリットそれぞれありますが、結局のところ洗面所と浴室を2階にしたことは後悔していませんし、満足しています。

住宅メーカーの方に相談した時も、注文住宅で建てる方の全体の1/3くらいが浴室を2階に作っていると聞きました。中にはリビングも2階に作っている方もいると話していました。

多少将来に不安が残るものの、いつまでも住めるように足腰丈夫にしておこうと思います。

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