逆子をなおしたい私と全然戻らないお腹の子。

妊娠・出産

妊娠初期に大量出血して入院し、その後もお腹の張りや子宮頸管の短縮が見られ自宅安静の生活になった私。

仕事もこのまま産休に入ることになり、あとは赤ちゃんが無事に産まれるよう自分のことやお腹の子のことを優先に考えれると思った矢先のことでした。

妊娠28週にお腹の赤ちゃんが急に逆子になってしまいました。

切迫妊婦の私が逆子をなおしたくて奮闘した日々の体験談です。

ここにきて逆子??

妊娠初期から切迫流産で安静生活を強いられた私。
もう無事に産まれてくれればそれでいい
ただそれだけを願っていました。

しかし、妊娠28週のある日の夜。
赤ちゃんが逆子になってしまいました。

妊娠28週ほどの大きさになると、このままでいてくれると思っていたのですが、
ある日ソファで横になっていた時、胎動を感じ『今日はよく伸びをしているな』と思っていたら、脇腹が痛いほどに動き出し、それは『いたたたたっ!』とうずくまるほどでした。

その痛みが治まり、落ち着いたころ。
ポコポコと胎動を感じる場所が明らかに下の方になっていました。

『今逆子になったよね?』とはっきりと分かった瞬間でした。

3日後に妊婦健診があり、エコーで見てもらったところやっぱり逆子
『そうだと思いました』という私。

産婦人科の先生にも
『今なったか…それでも戻る可能性はあるから、逆子体操頑張ってみて』と逆子体操のやり方のプリントを渡されました。
『ただ切迫症状もあるから無理せず』と、難しいことを言われました。

逆子体操を試みる日々

そこから逆子体操をやる日々。
これで逆子治った人いるんだろうかと思うほど、びくともしないお腹の赤ちゃん。
それこそ毎日逆子体操をやり、他の逆子のなおしかたについて検索し続ける日々。
お腹も張りやすいので、無理はできないと思いつつも、できれば戻ってほしい逆子。
ただでさえ自宅安静で暇を持て余しているので、やることは逆子体操と検索の日々。

腰を温めると良い?

検索していく中で、腰を温めた方がよいという情報を見たので、湯船に毎日入るように心掛けたり、真夏の暑い中『ゆたぽん』を腰に当ててみたりもしました。
今年のように猛暑だと熱中症になっていたかもしれません。

お灸が良い?

思った通り、次の受診でも逆子は治っておらず。
そんななか、助産師さんが声をかけてくれて、
『私の子どもも逆子だったんだけど、お灸をやって治ったの。良かったらやってみて』と言われ、
帰り道にドラッグストアでお灸を購入しました。

逆子に効果があるとされているお灸のツボは三陰交(さんいんこう)至陰(しいん)と教えてもらい、さらに自分でも調べて早速やってみました。
お灸自体は特に熱いとか苦痛に思うことはありませんでした。
ただ、その熱くないことでやりすぎてしまったのか、特に『三陰交』の部分が低温火傷をしてしまったようで、水ぶくれができてしまい皮がむけてしまいました。

それによりお灸もできなくなり、逆子体操をひたすらやりこみました。
ちゃんとした鍼灸に通ったら違ったのでしょうか??

結局試すことは根拠のないものばかり…?

逆子はなかなかなおらないし、逆子のことばかり考えてもストレスになるし、お腹も張るし。
後期はほどほどでそれほど頑張ることも辞めました。
穏やかに過ごすことの方が大事かなと。

現役外科医で、3児の母としてのリアルコミックエッセイを書いているさーたりーさんも逆子の経験をしていて、『外科医のママ道』にその時のことが書かれています。
産婦人科ではないものの、お医者さん同士の会話で飛び交う『非科学的な意見』。
極めつけの産婦人科医であるさーたりーさんの弟さんの『お腹の子どもを説得する!』。
逆子に対する難しさを感じられます。

妊娠出産の話がメインではありませんが、医者ならではの視点でコミカルに描かれているので、出産への不安などを和らげるのではないでしょうか。

戻らないまま迎えた34週

結局、逆子が戻らないまま30週、32週と過ぎていきました。
34週には帝王切開も考え始め、レントゲンや腹部エコーなどの術前検査をし、36週の妊婦健診で逆子がなおっていなかったら、帝王切開の術日を決めましょうと言われました。

きっとこのまま帝王切開をすることになるだろうと覚悟を決め、もう逆子をなおそうと努力することもなく、ゆったりと過ごそうと思いました。

逆子は戻ることがないまま予定帝王切開になると思っていた私ですが、このあと緊急帝王切開とすることになります。
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