音読がとても苦手だった息子。
幼少期は絵本が大好きだったのに、小学校に入学してからは音読が苦手なことでどんどん本を毛嫌いするようになってしまいました。
いろいろなジャンルの本を勧めても読もうとしないので、音読を克服する方法がないかと悩んだ時の話です。
音読が苦手な息子に勧めた本。マンガ「スーパーマリオくん」
すっかり本を遠ざけるようになってしまった息子。
そんな息子に夫が何気なく勧めてみたのが『スーパーマリオくん』という漫画。
夫自身も子どもの頃読んでいたそうです。
1990年より「月刊コロコロコミック」(小学館)で連載されているので、同じように「子どもの時に読んでた」というお父さんも多いのではないでしょうか?
息子もゲームでよくマリオをやっていたので、「マリオの漫画があったんだ!」と興味を示してくれました。
気に入ったようでケラケラと笑いながら読むことが習慣づくように。
最初は漫画を効果音まで声に出していましたが、毎日読んでいると、本を読むことに慣れてきたのか気づけば声に出さずに読んでいました。
そのうちに教科書を読むのも上手になり、漫画だけではなく他の本にも興味を持つようになりました。今では図書室の常連です。
漫画が本好きのきっかけに
漫画が子どもの本好きのきっかけになったことに驚きました。子どもたちは、自分が興味を持ったものから読み始めると、どんどん本が好きになっていくのだと感じました。
漫画はイラストやコマ割りが工夫されていて、読みやすいものが多いため、子どもたちにとっては入り口になることもあるのかもしれません。
音読が苦手な子どもでも、自分のペースで読める漫画があれば、楽しみながら読むことができるのではないでしょうか。
私たち親は、子どもたちが本を読む習慣を身に付けるために、様々な方法を試してみることが大切だと思いました。
『スーパーマリオくん』のような漫画が、子どもたちにとって本を読むきっかけになることもあるので、ぜひおすすめしたいです。
「スーパーマリオくん」が息子にウケた理由
「スーパーマリオくん」には、発売当時流行していたギャグやネタが多数登場しパロディ化されています。
子どもたちは当時の流行りを知らないことも多いですが、「これ何?」と聞かれ、「こういうのが流行ってたんだよ」と答える、そんなコミュニケーションが増え、親子で一緒に時代背景を感じることができるのも面白い点かもしれません。
また、シリーズが続くうちには、マリオシリーズの新作ゲームに登場するキャラクターや、その他のポピュラーキャラクターなどが出演するようになり、子どもたちにとっても楽しい要素が増えていったようです。
「スーパーマリオくん」は当時の流行や時事ネタを巧みに取り入れながら、マリオシリーズの世界観をユーモラスに表現しています。
息子はその面白さに引き込まれ、読書に興味を持つきっかけになったと思います。また、一度は読んでしまうと、何度も繰り返し読んでしまうというのも特徴の一つです。マリオたちの活躍に夢中になりながら、楽しく読書の習慣を身につけていったのではないでしょうか。
息子が大ハマりした「スーパーマリオくん」はこちら↓
こちらもおすすめ
星のカービィ
カービィ好きなお子さんなら「星のカービィ」の漫画もおすすめです。
こちらは歴代のゲームにそってキャラクターやコピー能力が出てくるのが面白い作品です。
「スーパーマリオくん」同様、ギャグ要素たっぷりなので、子どももたのしんで読むことができると思います。
「星のカービィ」の小説単行本もあります。
マンガで読むことに慣れたら、子どもに勧めてみるのもいいと思います。