2人目以降の妊娠。
上の子どもたちには、いつ、どうやって報告するか。
お父さん、お母さんで話し合って決めてる方が多いと思います。
わが家では安定期に入ってから報告しようと話していた矢先、幼稚園の先生に台無しにされてしまいました。
この話は、結果的には流産になってしまった私の妊娠時の幼稚園の先生との話です。
愚痴もふくまれているかと思います。
妊娠4か月頃のことです。
子どもが小学生と幼稚園ともなると、赤ちゃんができたことの報告は慎重でした。
夫とも『子どもたちにはいつ報告するか』『せめて16週過ぎたころにしようか』
今までの妊娠が切迫経過であったこと、半年前に稽留流産していたこと。
このことが気がかりで、お腹が目立ってきたころを目安に考えていました。
そんなある日娘が突然『N先生が言ってたんだけどね。お母さんお腹に赤ちゃんいるの?って』と。
衝撃でした。
なんてことを言うんだろう。
あり得ない。
いろんな気持ちが頭の中をぐるぐる回って、なんて答えようか。
娘は『そうだったら嬉しい』と言わんばかりに嬉しそうな顔。
『うーん。どうかな?お母さんにもわからないんだ』
と、とっさにごまかす事しかできませんでした。
娘の目の前でN先生を責めるような言い方をすると、それを報告した娘も『自分が悪い』と思ってしまうかもしれないから、
子どもたちが寝た後、夫に報告。
もちろん夫も『なんでN先生はそんな余計なことを言ったのか』
本当にそうです。
このことがあってから、娘は『どうなんだろう。本当にお母さんのお腹に赤ちゃんいるのかな』と期待の眼差し。
これ以上ごまかせない。お腹も少し目立ってきたし。
そう思い、夫と相談して子どもたちに伝えることにしました。妊娠14週の頃です。
子どもたちは大喜び。
その様子を見て、報告して良かったかなと思うことができました。
N先生とは顔を合わせる機会もなかったので、幼稚園に報告しようかなともやもやしていたころ。
N先生は、他の先生にも探りを入れていたようで、聞かれた先生が私に教えてくれました。
『〇〇ちゃん(娘)のお母さん妊娠しているんですか?〇〇ちゃんに聞いても知らないみたいで…』と言っていて、衝撃を受けたそうです。
こういうデリケートな話を子どもに探りを入れるなんて…
その先生もこれはあり得ないことだと思い、園長先生に報告してくれたそうです。
正直私は、N先生とはこれ以上関わりたくありませんでした。謝罪もいらないという気持ち。
園長先生もそれを察してくれて、たまたま退職する予定だったN先生の退職日にこの件を注意してくれたそうです。
幼稚園の先生だけではないかもしれませんね。
大人たちは子どもを使って探りを入れること。
絶対にやめるべきだと確信したできごとでした。