ワーママから専業主婦へ。退職して2か月経った今思うこと。

体験談

15年間務めた職場を退職してから専業主婦となり、2か月経ちました。

結論を先に話しますと、退職し専業主婦となったことに後悔はありません。

ただ、共働きとして生活していた時と同じように過ごせるかと言われればそうではないのは事実。
この2か月で、過ごし方に変化があったものもあります。
このブログを始めたことで家での過ごし方に変化がありました。

今回は、勤続15年だった私が、専業主婦になって2か月経った今感じるアレコレを紹介したいと思います。

仕事を退職しようと思っている方専業主婦になることを考えている方の参考になれば幸いです。

仕事をしていた時の状況

退職前の我が家の状態を簡単に紹介させていただきます。

私の仕事は、看護助手として病院勤務
フルタイムの完全シフト制。夜勤をやっていたこともあります。

当時の夫は基本的には日曜日休み。月に1度ほど休日出勤があり。

シフトの休み希望は、その時の部署の所属長によりますが、退職時の所属長は、休み希望の締め切りは早いし、希望を出せるのは1か月4日までという縛りがあり、幼稚園や小学校の行事のための休みを希望すると、夫と休みを合わせることができず、ひどい時だと2カ月近く夫と休みが合わないこともありました。

子どもたちは、育休後は職場にある院内保育園に預けていました。
その後幼稚園に入園し預かり保育を利用、小学校入学後は児童館を利用していた。
(コロナの影響で利用を控えた時は母親にお願いすることもありました。)

メリット

家族で過ごす時間が増えた

何といっても家族の時間が増えたことは何にも代えがたい大きなメリットです。
夫と子どもたちが休みでも私だけ仕事という日が少なくありませんでした。
夫が一人でいろんな所に連れて行ってくれることもよくありました。

楽しかったから、今度はお母さんも一緒に行こう

よく言われていました。

私が退職したタイミングで、夫も部署異動により土日が休みとなり、基本的には毎週土日家族が揃うことができるようになりました。
コロナ禍で、以前のように気軽にみんなで出かけるということはできませんが、天気が良い日には、家族そろって庭でBBQをできる回数が増えました。

これからも家族でどんな楽しいことができるか。
家族で楽しめるものを色々考えていきたいと思っています。

休み希望のストレスがなくなった

退職時の職場では、最大で2カ月先の予定まで考えなくてはいけず、予定が立てることが難しかったです。
休みの希望を出せるのが1か月4日までという縛りもあったため、学校や幼稚園の行事で休みを取ってしまうと他の予定のために休みの希望を出すことが難しい状況でした。

夫と予定を照らし合わせ、休み希望日を考えることに頭を使っていました。
これが私たちにとってとてもストレスでした。

休み希望に頭を悩ませることがなくなり、ゆったりとした気持ちで過ごせるようになったと思います。

家族の体調不良にすぐに対応できる

多くのワーキングママが通ってきた道であると思いますが、特に子どもが小さいうちは、熱を出します。お腹を壊します。咳が出ます。すぐ鼻水を出します。
インフルエンザが流行する季節には、連続して休むことになるし、家族に感染したらしばらく出勤できません。
それが自分なりに体調管理をしているつもりでもです。
その度に休みをもらうことに対して、申し訳なさや後ろめたさを感じていました。

仕方ないことではあるけれど、罪悪感を感じずにはいられませんでした。

コロナ禍の生活になった今は『家族が体調が体調不良の場合出勤しない・登園不可』ということが当たり前になりましたが、出勤するギリギリまで『休む程かどうか…』と考えることがありました。

先日、早速『仕事してなくてよかった』と思ったことがありました。

近居している母親が虚血性大腸炎になった時です。

朝から腹痛があり、休めば良くなるというので様子を見ていたけど、全く良くならず、水分も取れないので病院に連れて行ったということがありました。
これで私が仕事をしていたら、母親も遠慮して連絡してこなかったと思います。
そして、次の受診日にも柔軟に対応できることも良かったことだと思いました。

極端なまとめ買いをしなくてもよくなった

出勤日に買い物をすることが難しく、休みの日にまとめ買いすることが当たり前でした。
シフト制なので、2連勤の日もあれば5連勤の日もある。
5連勤の前日はとりあえず多めに買っておかないと不安でした。

そうすると、余計なものを買ってしまったり、買っておいたけど食べきれなかったり。
うまく献立の組み立てができないと食材を無駄にしてしまうこともありました。

今は、ある程度のまとめ買いはするけど、足りない時はその時にと思えるのが、ゆとりを持った買い物をすることができるようになったと思います。
まとめ買いは節約の基本かもしれませんが、今の私には2.3日毎の買い物が献立の組み立てがしやすく、食材を使い切るように工夫できていると思います。

ただ、献立のやりくりが上手になれば節約にも繋がるし、時間も作れるだろうなと思っているので、今後勉強したいことの一つです。

気持ちの切り替えができた

私が退職をしたきっかけの一つは、流産の経験とそれに伴った職場の人たちとの関わりでした。
仕事は嫌いではなかったし、患者さんとの関わりもやりがいがあるし、仲の良い同僚と他愛のない話をすることも楽しいひと時ではありました。

しかし、流産後職場に復帰してから、周りの気遣いが嬉しくもあったけど勝手に自分が惨めに感じてしまうことがあって、その場から離れることが必要と感じたことがきっかけで退職を考えました。

あのまま仕事を続けていても、時間が解決したことかもしれませんが、退職したことで気持ちの切り替えができたと思っています。

デメリット

収入が減った

退職をしたことによる最大のデメリットはやはり収入です。

退職を考えた時にも最も引っかかったことです。

このデメリット一つで、全てのメリットを上回ることも考えられると思います。

今の段階では問題なくやっていけてますが、今後何があるかわかりません。
夫は『大丈夫』と言ってくれているし、専業主婦となった私を責めることもありませんが、私が勝手に後ろめたさを感じてしまうこともあります。
お金の使い方も見直す必要がありました。

今まで疎かにしていた家計に関しても気を引き締めないとと思っています。

ただ、今まで忙しさを理由に大雑把にやってきましたが、時間があっても私は大雑把なんだと思い、細かい家計管理が苦手です。
自分に合った家計管理方法を見つけたいと思っています。

そして、やはり自分に収入がないことに少なからず抵抗があるので、まずはブログを頑張りたいと思っています。

時間があると思うとダラダラ過ごしていしまいがち

家に一人で過ごしていると、ついつい自分への甘さが出てしまうと感じます。
もともとダラダラするのが大好きなため、特に何もせずに1日過ぎてしまった…という日もありました。
さらに家にはおやつの誘惑もあります。
もともと仕事で毎日歩いていたのに、身体を動かす機会が減り、体重が増えてしまいました。
食事と運動不足が課題だと思っています。

子どもとの過ごし方に悩むこともあった

子どもたちと一緒に過ごせる時間が増えたことは嬉しいのですが、小学生ともなるとゲームやYouTubeばかりになりがちで、そうならないための子どもたちと楽しめることを考えることが増えました。
それも楽しい時間なのですが、ネタ切れだったり、子どもたちが乗り気ではなかったりでうまくいかないこともありました。
預かり保育で遊ぶことが当たり前だった娘には、児童館に行きたかったと言われることもありました。
一緒に楽しめることを増やしていきたいと思っています。

職場の仲が良かった人たちに会えなくなったのは少し寂しい

仕事自体が嫌だというわけではなかったので、仲の良かった同僚に会う機会がなくなったのはやはり少し寂しいです。
コロナ禍の影響で気軽に会えないということも要因だと思います。
会うことは難しいけど、たまに連絡を取って近況報告しあったり、愚痴を聞いたりしています。

まとめ

私は仕事は嫌いではなかったです。
介護に関わることも続けたいと思う気持ちもあり、今後もしかしたらまた介護として働くことがあるかもとは常に思っています。
でも、今は家族と一緒に過ごす時間が増えたことのメリットが大きいですし、母親の体調をこわしたこともあり、今仕事してなくてよかったと思いました。
今のところ退職したことに全く後悔していません。
ただ今後の課題として

  • 家計を見直す
  • 運動不足を解消する
  • 食事に気を付ける
  • 家族が過ごしやすい家づくり
  • ブログを頑張る

があげられると思います。

楽しく過ごすをモットーにこれからも生活の質向上のため日々勉強したいと思います。

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